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ギルバート・グレイプ レポ&感想 [関ジャニ∞]

全く夜の自由な時間がないっ。
ついでに言うと、ここ数週間は昼休みもない。
家に帰ると睡魔に負けるため、無理矢理時間を確保すべく、仕事帰りにサイゼリヤで遅い晩飯をとりつつ、これを書いています。
pomera大活躍。
まさか周囲のお客は、こんなヲタ事を書いているとは夢にも思うまい。
ふふふ。

さて本題。

1/22(土)の両部に行ってきました。

まずは、両方とも行って良かったです。
観劇は正面やや左手からの方がベストかと。
第一部では三階席右側最前列でしたが、ギルバートの向きが下手になることが多くて、表情を見るのに苦戦。これでもA席か。
三階席という時点で困難なのですが、グローブ座の場合、落下防止の仕切が高く、最前列とはいえ身を乗り出さないとステージ全景が見えない。なのに天井が間近(まさに天井席)で2列目(最後列・B席)との高低差が小さいため、最前列が乗り出すと後ろの人が見えにくくなるという、設計ミスを疑うような造り。
ヨーロッパの古いオペラ劇場天井席でも、もちょっとまともに見えたぞ。
S席を手配すべきだったかな・・・
でも、奥行きのある舞台の造りを生かしたいろいろな動きが立体的に楽しめたのは上階席の特典かと。
(ちなみに、ヒナちゃんの舞台は三階最後列B席をゲット・・・orz)

第二部では三階席ほぼ真っ正面最前列。
カーテンコールの最後で、マルちゃんスマイルが初めて出て、ホントにうれしそうでした。
なんてったって、劇中で笑顔が一カ所もないんだもん。

しかし、このタイミングで映画を放送してくるか、NHK。
まあ、原作重視の舞台だからいいけど。

詳細は以下の続きから



映画のBS放送を見て、原作も読んでいきましたが、途中飛ばし見&読みしたらしく(恥)肝心の重要なエピソードが舞台でお初。
かえって新鮮な気分で楽しめました。
(家に帰ってからあわてて原作見直したけど)

原作での登場人物を減らしてあるとはいえ、一人2~3役やってないのはギルバートとアーニーだけ(かな?)という、芸達者なみなさん。
黒子役まで・・
第二部では、誰がどの役をやっているのかを探す楽しみまでありました。
しかし、水濡れのあとに髪乾かして着替えてと、舞台裏はさぞ忙しかろうと。

演出は「あの設定をどうやって舞台で?」というところが「なるほどね~」と感心しまくり。

ママ&Mrs.ラムソンの役をやった寿さんの歌声に聞きほれちゃったりして。
「アイオアウェイ~」
ママの時との落差が・・・
カーテンコールから帰っていくときにスキップスキップしているのがとってもかわいい。

一部のラストで、家に火がつかなかったトラブルがあったけど、そうとは気付かず。
「劇場だから火なんか使っちゃいけないんだろーなー・・」と思ってましたが、よく考えたらハピバケーキでローソクともしまくりだったじゃん(汗)。
二部でようやっと納得がいきました。

ギルバートがアーニーに手をあげるシーンでは、あえて客席側に背を向ける演出にしたんだろうか。
その前にもうちょっとアーニーと一緒のシーンが多ければ、ここがもうちょっとインパクト強くなったのかも。

ストレートプレイを見るのは初めて。すべてをリアルに見せずに、観客の想像に任せる、というかそう思わせる手法が巧みに使われてるんだなぁと。
原作にちょいと笑いを取り混ぜて、見る人を飽きさせない(正直原作はちょっと冗長だと思う)この演出は、成功だと思います。

マルちゃんについてですが、
ほとんど出ずっぱりでしゃべりっぱなしなのに、テンションが落ちず、間1時間半をおいて一日2部をこなすなんてすごい。

元々よく通る声だし、滑舌もいい方だと思うし、心配してなかったけど、想像以上に良かった。

ギルバートの心情表現やシーンがぱっぱと切り替わっていくテンポのよい演出の中で、しっかりとそれに乗って演技しているのは、見ていて心地よい感じがしました。

ちょっとだけ気になったのは・・・・
ベッキーとのからみ。

各シーンで、それぞれ個性的な相手の方と息ぴったりな演技しているマルちゃんでしたが、ベッキーとは・・言葉が堅いというかなんというか。
台詞の調子もモノローグの部分に近い感じがするし。
今回の舞台でのベッキーは、抽象的な存在に思えるので、あえてそういう表現なのかもしれないけど。

映画よりも原作寄りとはいえ、人間くささがやや薄いギルバート像(原作通りやったら大変だ[笑])は、純粋な作品ファンの目にはどう映るのか、ご意見を賜りたいです。



あー、なんかまた観たくなってきた。
少しずつアドリブ変えてきてるらしいし。
でも(休暇を取らない限り)もう行ける時間がない。

DVDとか、できないかな・・・・



どうでもいいおまけ1:

最近ドラマや映画を見ていて、台詞がよく聞こえてこないことが多くていらいらするんですが、台詞とはその言葉の意味を分かるようにしゃべってなんぼのはず。
今回は、あらかじめ知識を仕込んでいったとはいえ、ストレスなく耳に入ってきたと思いました。

私の好きな堺雅人さんもそうだけど、舞台で経験積んでる人は総じて言葉がはっきりしてて、良いと思います。
映像だと後からアフレコできるけど、それに甘えるのもどうかと。(ドラマのアフレコはばればれだし)

実は、8uppersでも「??」と感じる部分があったので、続編作るならその辺も改善希望。

どうでもいいおまけ2:

映像から原作に入って、どっちも気に入ったのは「ブレードランナー」と「銀河英雄伝説」以来。
原作に忠実であるかどうかは不問。



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