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富士山が見たくて~御殿場・伊豆探訪記~① [その他]

だいぶ古い記録ですが、
7月末に旅友・BBと行った旅行レポです。

事の発端は、今年の冬に(古っ)彼女から
「カードのポイントが使い切れずに貯まったので宿泊券と交換したけどいかが?」とのお誘いから。

タダより安いものはなし。
しっぽを振って付いていくことにしたが、忙しい身でお互いスケジュールがあったのがこの時期。

一泊じゃもったいないので金曜に休暇を取って別の宿を取ったり、レンタカーを手配してくれたりと、ほとんどすべておんぶにだっこ状態。

それはお互い様のようで、彼女も行き先などはほとんどノープラン。
行きの新幹線の中で決めようということに。

東京駅からこだまに乗車。
彼女は品川から乗るので、席を確保しておくべく(悪)早めにホームへ行ったら、まー混んでること。
夏休み入ったもんねぇ・・家族連れが多かった。こだまなら平気だろうと思っていたが危うく立ち席になるところだった。

品川で合流し、グランスタで仕入れた豪華駅弁をかき込みつつプラン策定。
そして三島で下車。
ここは去年の冬に学会で行ったばかりだったので勝手知ったる駅前。
彼女はご両親が近くに住んでるというのにスルー宣言。まぁ、気持ちは解らんでもない。

レンタカーをゲットし、いざ御殿場方面へ出発。
御殿場プレミアムアウトレットなるものもあるが、二人とも興味ゼロ。
まずはBBおすすめの御胎内洞窟へ。


天然記念物だというのに人影はほとんどなし。がら空きである。
すぐ隣が自衛隊の演習場ということもあるのか、あまり人気のスポットではないようだ。
一抹の不安を抱えつつ入り口で入場料を支払う。
150円。安すぎる。

だいぶ前に来たことがあるというBBが入り口のおばちゃんに勝手知ったる感じで
「蝋燭もください。ライター貸してもらえますか?」

は?蝋燭?
「そう、蝋燭1本で中を見るの。」
ひゃー、おもしろそう。

人っ子一人いない森を抜けると神社があり、すぐ脇に入口と出口とがある。
入口そばの棚には燃えさしの蝋燭が残った木杓があり、買ってきた蝋燭に火をつけて立てて、いざ洞窟へ。

暗い。暗すぎるってもんじゃなく、徹底的に光量が足りない。
蝋燭一本がこんなに頼りないものだとは。
(もっと太い蝋燭プリーズ)

あまり早く明かりを動かすと消えてしまうので、そろそろと腕を動かしつつ周囲を確認。
足下は湧き水で湿っていて滑りやすく、突然段差になっていたりするので油断がならない。
天井も湧き水で湿っていて滴が髪に付き、突然低くなっていたりするので油断がならない。
前方は深く、一本道とはいえ手元にマップがなければ左右の感覚さえ見失うので油断がならない。
よく見ようと明かりに顔を近づけると炎で火傷しそうになるので油断がならない。

1/4位進んだところで、目が慣れてきてだいぶ進みやすくなった。蝋燭1本が結構明るいことに気づく。

岩壁はとがっていたり波打っていたりと奇岩のオンパレード。
写真撮ってみたけど、全く写ってない・・
これはもう、直に目で見るしかない。

所々に窮屈なところがあり、おデブさんは確実にくまのプーさん状態になること請け合い。
最後の難関では持っていたショルダーバッグを前方に押し出し、蝋燭で顔を焼かないようにしながら腹ばいに近い状態でにじり歩く羽目に。
平日昼下がりに洞窟から女二人の「ワアァァ」「キャー」いう声が聞こえてきたに違いない。
途中で落とし物でもした日にゃ、捜索困難必至。

このお手軽さでこんなに楽しめるとは、さすがBBのおすすめ。
川口浩探検隊のような気分が味わえます。
次にくるときは職場で使っているようなヘッドライトを準備してから来よう。

~~~~~~~~~~~
お隣の自衛隊演習場に一抹の興味を引かれながらもお宿へ。

時の栖


アクティビティと温泉付きのリゾート地。
ここをチョイスした理由はセグウェイが体験できるから。
しかし本日は雨上がりで路面が滑りやすいため営業なし。
セグウェイってそんなに微妙な乗り物なのか。そもそも屋内使用を想定してたんだっけ?
そうと解ってれば、キリンディスティラリーの見学に行けばよかった。

明日に期待して予約を入れ、今宵は温泉&ビール三昧とする。
今宵雨が降りませんように・・・

ここは三種類の温泉があり、一つは18歳以上限定という大人のお湯。
さらにここには見晴らしのいい高台の上に木造の露天風呂があり富士山を真っ正面に眺めながら湯につかれるというナイスなお風呂だったが、肝心の富士山は雲に包まれ全く見えず。かろうじて夕日に照らされた稜線がかすかに見える程度。残念。

風呂の後、予約していた地ビールレストランへ。
宿泊客なんだから予約必要か? と思っていたら、部外から一般のお客さんがたくさん来るらしく、ウェイティングが3~4組みあった。

元々ここの施設はハム・ソーセージなどで有名だった肉屋さんが始めたもので、湯と美食とアクティビティのセットが人気となり拡大したそうだ。
400席のダイニングで、地ビールお試しセットを始め、肉料理をこれでもかと頼み、飲んで喰いまくった。
途中でバンドの生演奏なども入り、リクエストに即興で答える技術はすごいの一言。

結局閉店まで粘り、おなかぽんぽこりんで次なるお風呂へ。
こちらは、炭酸泉や死海風呂など各種リラクゼーション湯が取りそろえてあるが、とりあえずは寝湯へ。
ほろ酔いのまま(危)湯に横たわって星空を・・と言いたかったが、やっぱり曇ってて月さえ見えず。

炭酸泉では、浸かってじっとしていると皮膚の上に細かな気泡がうっすらとついてきて、そのうち字が書けるくらいまで厚く付く。
以前、BBと一緒に旅したベルギーのスパ(地名)でも炭酸泉を堪能したことがあるので、そのときの思い出話に花が咲いた。

ロッジに戻って、買い込んだ食材とワインとでアイスランド映画のDVD(PALからNTSCへ必死こいて変換した)を鑑賞したが、私は途中で寝落ち。

最近睡魔に勝てなくなってきたな~。



タグ:洞窟 静岡 温泉
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