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歌舞伎とJazz Bar [関ジャニ∞]

世の中が札幌コンで浮かれている中、福岡に備えてネタバレを徹底回避しております。

そして曲も聴きこまにゃならんのに、いまさら「ミレニアム」にはまって本を読みふけったり。

故に、こんなネタをアップしてみたりする天の邪鬼と化す。

ところで、「Fight for the Eight」PVの最後のウサギに、「サイレントヒル3」のロビー君を連想するのは私だけでしょうか?
(ダークな室内にピンク系のウサギというだけなんですが)

~~~~~~~~~

先日、初めて歌舞伎を見に行きました。

職場の旅行で観劇班に参加し、オペラ座の怪人だのシルクドソレイユだのきみまろだの案を出し合った結果、6人みんな初めてという歌舞伎を見に行くことに。

しかし歌舞伎座は建て替え中。折しも平成中村座が始まったばかりで、空き状況をチェックしてみたら見事に竹席中央付近に6人分がまとまって取れた。

何せ皆初めての経験なので、お作法とかもよくわからない。
ネットで調べたり、経験豊かなゆうさんのアドバイスをいただいて予習したりして準備ok。
>ゆうさんへ
  その節はありがとうございました。いろいろ助かりました。
  <(_ _)>

普段出勤するよりも早く起きて駅に集合。
浅草の松屋デパートの地下入り口に開店前に到着。
デパートの開店を待つなんて、これも初めての経験。
同じように待ちわびるお客さんたちは、私らと同様に観劇のお弁当を買うのだと推測。

売場では「観劇にどうぞ~」という売り子さんたちの声でいっぱい。
厳正なる吟味の結果、ちょっと豪華なお弁当とお茶をゲットしていざ芝居小屋へ。

折悪しくこの日は一日雨。
車社会での生活に慣れきっていると、たまに傘を差して歩くときに慣れないことこの上なし。
隅田川沿いに公園内を進むと仮設とはいえ大変立派な建物が。
中も外も時代劇で見る芝居小屋風になっていて、時代劇ファンとしては超感動。

入り口でチケットをチェックされると膝掛けや土産物・弁当などを販売するブースが並ぶ。
会場の人たちは皆渋柿色の作務衣を着ていた。

イヤホンガイドをゲットしてお席へ。
もちょっと落ち着いて写真とか撮りたかったけど、そわそわしてた上に小屋内は少々暗めの照明で写真はぶれまくり。

ガイドを聞きつつ、最初の一幕を鑑賞。
「双蝶々曲輪日記」から「角力場」
人気の幕とかで、いかにも歌舞伎らしい感じ。
個人的には、ああいうぼんぼんは頭をひっぱたきたくなるのだが、同行の先輩曰く
「あんなに気前がいいから嫌われないんだよ」
とのこと。なるほど。

ここで正午ちょっと前になり、20~30分間のお昼タイム。
皆いそいそと・・・というかガサガサと袋を開いてお弁当。
ゆうさんからのアドバイスで、弁当を買うときにわざわざビニールから紙袋に変えてもらったのだが、ほとんどの方がビニール袋。幕間に食べるので全員が一斉に騒々しくなってしまった。
私は5種類のおこわに各種煮物・焼き物・甘味付き。
やっぱりデパ地下の飯はうまい。

食べ終わったタイミングを見計らって、作務衣のお姉さんたちが竹籠を抱えてゴミ回収。大変すばらしい。

続いて踊りの部の「お祭り」。
復帰した勘三郎さんの、まさに独り舞台と言った感じ。
そして終わりの方で驚きの演出が。
バックの大道具の中央が開いたかと思うと、小屋の壁が開き、外の景色が・・・
6人並んで座っていた私らのうち3人は、スカイツリーが見えたそうだ。
(私の席は残念ながらはずれ)
その景色に向かって退場していく勘三郎さん。
なかなかニクイ演出でした。

ニューヨークで歌舞伎公演をしたときには、バックヤードを開けて地元の出演者を登場させる演出もあったそうだ。

最後の幕は「義経千本桜」より「渡海屋」「大物浦」
この辺になると、ガイドなしでもだいぶ楽しめるようになってきた。
(もちろん、事前の予習のおかげでもあるのだが)

「渡海屋」でのダジャレの掛け合いに、声を出さず大爆笑。
かと思えば、派手な衣装のヒーロー(?)登場。
最後の大碇のシーンでは迫力と凄みに引き込まれました。

年端もいかない子供が舞台を踏んでいて、「ああ、こうやって小さい頃から経験積むんだなぁ・・」と感心したり。

終演後、口々に感想を語りながら浅草寺を散策。
そして銀座のjazz bar「Swing」へ。
山下洋輔のステージというナイスな日取り。

酒飲みながら、美味しい食事をとりながら、自由奔放な演奏を生で聴く。
至福のひとときでした。
ピアノだけじゃなく、ベースの年季の入った渋い演奏や、ドラムやサックスの若さあふれるサウンドに聞き惚れてました。

1人じゃなかなか行こうという気にならないけど、こういうきっかけはいい機会でした。

楽器仲間の歌舞伎好きおじさんに「平成中村座行ったんだ~」とプチ自慢したら、「今日の午後、僕も行った・・」と切り返された。
しかし、席が微妙だったのかスカイツリーは観られなかったとかで悔しがっていた。
「これを機に、はまってみる?」と聞かれたけど、どうかなぁ~。
たまに観に行くなら良いと思うけど、eighter活動もあるしオケもあるしあれもこれも・・・これ以上はまるネタは増やせないな。



タグ:歌舞伎 jazz
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